骨密度 BONE DENSITY

骨密度の減少を早期発見し骨粗しょう症予防
元気に歩ける身体を保つために
高齢化社会だけではなく、食生活の変化、無理なダイエット食生活の変化、
無理なダイエットによる骨密度の減少で骨折をおこしやすくなります。
高齢者で、腰が曲がったり、背が縮んだりしている方をよくみかけますが
これも原因は骨粗鬆症からきています。
骨粗鬆症は予防が可能な病気です。
骨密度を測定し、骨密度の減少を早期に発見し、
骨折の原因となる骨粗鬆症の予防や適切な治療を行いましょう。
検査をお勧めする方 RECOMMEND
- 65歳以上の女性、・70歳以上の男性
- これまでに転倒などの軽い衝撃により骨折を起こしたことのある方
- 毎日飲酒をされる方(毎日 ビール 350ml缶 3本以上)
- 慢性閉塞性肺疾患、慢性腎臓病、糖尿病を患っている方
- 人工透析を受けている方
- 閉経後、または治療により生理を止めている方
- 運動不足・若年期に過度の運動をされていた方
- 痩せすぎてる方
検査機器 INSPECTION EQUIPMENT

骨密度<全身用X線骨密度測定装置>GEヘルスケア社製 / PRODIGY Fuga-C Lite
検査時間:5分~10分
『検査時間』、『被ばく』などの
患者様の負担軽減が可能に
PRODIGY Fuga-Cは、鋭角的なX線ファンビーム(スマートファン方式)と検査前のスカウトスキャンが不要な自動骨形状認識測定(スマートスキャン方式)を組み合わせた測定方式のDXA装置です。
海面骨構造指標ソフトウェア(TBS)にて脊椎の骨質測定が可能です。骨強度は骨密度が7割、骨質が3割で従来のDXAは骨密度の測定が主体でしたが、このソフトにより骨質の解析ができるようになりました。これにより骨質低下型骨粗鬆症(骨密度が正常でも骨折しやすい骨粗鬆症:糖尿病など生活習慣病を合併する骨粗鬆症)の診断に有用です。
検査について
検査は約5分程、仰向けに寝ていただいた状態で行います。
X線の被ばく線量は、胸部X線撮影の約1/5〜1/10程度とごくわずかです。
測定部部位について
腰椎と股関節(大腿骨頚部)
DXA法とは
2種類のエネルギーのX線を測定部位に当てることにより骨成分を他の組織と区別して測定することで誤差が少なく、測定時間が短く、放射線の被ばく量も少ないという利点があります。 当センターの骨密度測定装置もこのDXA法を用いたもので、被ばく量も少なく5分程度の短時間で正確な骨密度測定が可能です。
骨密度検査(DXA)
手関節や踵骨での簡易検査とは違い、圧迫骨折のリスクの高い腰椎や頚部骨折のリスクを伴う股関節を直接計測することで、より正確なデータをえることができ、またわかりやすい報告書を患者様に提供することができます。
TBS法とは
一般的に使用されるDXAは骨の密度が計測でき骨粗鬆症の診断に有用です。さらにTBS法(海綿骨スコア:Trabecular Bone Score)を用いることで、骨の内部の海綿骨構造を評価できます。それにより骨折リスクの高い部位がわかり、治療による経時変化を把握することが可能です。
よくあるご質問 FAQ
- 骨粗しょう症の検診は、何歳からどれくらいの頻度で受ければ良いですか?
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女性は40歳を過ぎたら定期的に検診を受けるようにしましょう。
わが国では、40歳以降の女性を対象に5年刻みに骨密度の節目検診を行う自治体が多くなっています。
閉経後の女性は、可能であれば1年に1度検診を受けるとよいとされています。
検診で骨密度が減っていると判定された人は、指示された時期にきちんと医療機関で診断を受け、治療の時期を逃さないようにしましょう。
検査費用について PRICE
検査内容 | 検査費用 | 患者さま負担割合1割 | 患者さま負担割合3割 |
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腰椎+大腿骨 | 4,500円 | 450円 | 1,350円 |
(内訳:初診料 腰椎大腿骨密度450点)
※全て税込価格